最近街中でよく見るミックス犬。匂いや抜け毛が少なく、全身がふわふわな毛で覆われていてフレンドリーな性格から最近ではセラピードックとしても大活躍している犬種です。さらにアメリカ元大統領オバマ氏がファーストドックとして飼育を検討していると報道されたことから知名度が高まった犬種でもあります。本記事ではラブラドゥードルの性格、大きさ、寿命、毛のお手入れ方法など詳しく解説していきます。
ラブラドゥードルとは
ラブラドゥードルとは、ラブラドールレトリバーとスタンダードプードル
のミックス犬で、その二つの名前から取っています。特徴を見ていきましょう。
ラブラドゥードルの性格
ラブラドールレトリバーとスタンダードプードルそれぞれの性格から解説していきます。
ラブラドールレトリバーの性格
・賢明
・優しい
・機敏
・フレンドリー
・警戒心が薄い
スタンダードプードルの性格
・フレンドリー
・遊ぶことが大好き(活動的)
・甘えん坊
・陽気
皆さんが飼うラブラドゥードルの性格はラブラドールレトリバーとスタンダードプードルのどちらの性格に寄るかで決まっていきますが、従順で賢く、フレンドリーと言われることが多いです。人の感情やニーズを汲み取ることのできる賢い犬なのでソーシャルドックとしてこれからの活躍が期待できる犬種と言えるでしょう。
ラブラドゥードルの成犬時の大きさ
ラブラドゥードルの成犬時の大きさについてはどうでしょうか。9割が親犬の大きさになるといわれていますので、親犬の大きさを参考にするのが一番良いですが、下記が平均だと言われています。
●スタンダード
体重:23~30㎏
サイズ:53~63㎝
●ミディアム
体重:13〜20kg
サイズ:43〜52cm
●ミニチュア
体重:7〜13kg
サイズ:35〜42cm
ラブラドゥードルはオーストラリアにラブラドゥードル協会があり、
三段階に分類わけされています。
両親ともに大型犬と呼ばれるサイズなので、飼育環境や毎日の散歩に
気をつけなければなりません。
もともと犬の毛アレルギーの視覚障害者のために交配された犬種なので
毛が抜けづらくアレルギー症状も引き起こしにくい犬種です。
ラブラドゥードルの交配の研究を続けるオーストラリアン・ラブラドゥードル協会が国際畜犬連盟の公認を求めているので、純血種として認められる日も近いかもしれません。
ラブラドゥードルの寿命
ラブラドゥードルの平均寿命は10~15年と言われています。
大型犬になればなるほど寿命は短くなります。
現在、日本での飼育実績があまりないためはっきりとした寿命の情報はありません。大型犬に多い股関節形成不全や垂れ耳の犬種に多い外耳炎などの病気にかかりやすいので日頃から異常がないかこまめにチェックしましょう。平均寿命に関わらず、栄養のある食事、適度な運動をさせてあげることが長生きに繋がります。
ラブラドゥードルの毛質・毛色
ラブラドゥードルの毛質
個体差はありますが、毛並みはプードル寄りのことが多く、
抜け毛や体臭が比較的少なく、クルンと丸まった愛らしい毛質になります。
耳は両親ともに垂れ耳なので垂れ耳を引き継ぎ、マズル(口周りから鼻先にかけて)はラブラドールレトリバーのように長くなることが多いです。
ラブラドゥードルの毛色
ラブラドゥードルの毛色については下記の種類に分かれることが多いです。
・アプリコット
・レッド
・ブラック
・ブラウン
・クリーム
まとめ
今回はラブラドゥードルについてご紹介しました。
日本ではあまりメジャーではない犬種ではありますが、
ブリーダーやFCHという里親システムを利用することで飼育することができます。これから犬を飼う事を検討している方や愛犬家の方々の
参考になれば幸いです。