さっきまで元気に走り回っていたのに叱り始めたらなんだか寝たふりを始めた…。こちらの様子をチラチラ伺いながら寝たふりをしている…。
そんな経験はないでしょうか。今回は寝たふりをする愛犬の心理を紹介して行きます。
怒られていて都合が悪い
いたずらをして飼い主に叱られている最中に薄目を開けてまた閉じたり…。
思わず聞いてるの!?と突っ込みたくなるような行動をするときがあります。
これは「カーミングシグナル」と言って愛犬が自分を落ち着かせるためや
相手に敵意がないことを示すために行われる行為です。
ストレスを感じたときにあくびや視線をそらしたりするのも
「カーミングシグナル」の一つです。
愛犬を叱るときに大きな声を出したりや強い視線で見たりしていませんか。
叱っているタイミングで「カーミングシグナル」を出すようであれば、
愛犬はストレスを感じているだけで叱られている原因を理解していません。
叱らずに別のしつけ方でチャレンジして見てください。
次に起こる嫌なことを察知した
賢い愛犬なら飼い主の話や単語を理解し次に起こる嫌な出来事を察知して
わざと寝たふりをすることがあります。
「病院」や「注射」、「お薬」といった単語を口にすると
知らんぷりして今寝ているから構わないで〜とふて寝をしてしまうことはありませんか。きっと言葉を理解して反応しているのでしょう。
飼い主に見てもらいたい
こちらをチラチラ確認しながら寝たふりをする場合、飼い主の気を引こうとしている可能性があります。自分に注目して欲しくて「みてみて〜。寝顔も可愛でしょ〜。」と寝たふりをしたり、飼い主のお膝の上から降りたくなくて寝たふりを
しているかもしれません。
寝たふりではなくて本当に寝ている
愛犬は基本的に「ノンレム睡眠」といううとうとしている状態の睡眠を繰り返していて熟睡することはあまりありません。そのため、寝ている状態でも
飼い主が少し動いたり、袋をカサカサと音を立てたりすると
耳がその物音の方を向いたり、薄目が開いて何が起きているか確認したりします。これを飼い主がみると起きているのかな?と思ったり寝たふりに見えたりします。