簡単にできる犬の「おすわり」犬のおすわりトレーニング術

おすわりは元気一杯でたくさん動き回る愛犬が急に道路に飛び出したり、
他の犬に飛びかかってしまったりなどトラブルを回避するためにも必要なしつけです。飼い始めたらすぐにおすわりを覚えさせてあげてくださいね。

おすわりを教える最適な時期

○生後3ヶ月

お家にやってきて2週間〜1ヶ月ほどでしつけ始めましょう。
生後3ヶ月の時期は好奇心旺盛で学んだことをどんどん吸収する時期です。
同時に犬との主従関係を築く時期でもあります。
愛犬に飼い主を頼れるリーダーだと認めさせ、人間社会に慣れさせるためにも
適切な飼育、関係性を築くことが必要です。
根気よく教えれば、愛犬は着実に学習してくれます。

おすわりの基本的な教え方

1.愛犬が好きなおやつを準備する

犬は「大きさ」より「もらえた回数」を重視します。
人間の小指程度の大きさの小さいもの、またはちぎって小さくしたものを準備しましょう。また、教える際に何度もご褒美をあげることになるので、低カロリーで飼い主の指示を聞けたときにすぐさっと取り出せるものがベストです。

2.おやつを愛犬に近づけ、アイコンタクトを取りながら座らせる

おやつを愛犬の鼻に近づけ興味を持たせます。
愛犬がおやつに目を向けたらおやつを飼い主の顔の方に持っていき、愛犬とアイコンタクトをとります。優しく「おすわり!」と声をかけながらおやつを犬の頭の上に持っていくとおやつを見上げた犬は自然と腰をおろします。もし、そのまま座らないようならお尻を手で押してあげるとおすわりの姿勢をするようになります。
そのまま後ろに後ずさりするように下がってしまう場合は愛犬の後ろを壁にしてあげることでそれ以上下がれない状況を作ってお座りをさせます。
愛犬が座ることができたら、すぐさまおやつを与え「よくできたね!」と声をかけながら褒めてあげましょう。

3.おすわりを覚えるまで何度も指示し褒める

2を何度も繰り返し、少し大げさなくらい褒めながらおやつをあげます。
声のトーンを上げ「すごいね!」「よくできたね!」と声をかけながら
撫でて上げましょう。繰り返すうちに飼い主の手助けがなくてもアイコンタクト&指示だけでおすわりできるようになります。

お座りを教える上の注意点

1.体罰を与えない

何度教えてもできないからといって決して叩いたり、蹴ったりしてはいけません。主従関係が崩れるだけではなく、愛犬自身の心も体も傷つき心を閉ざしてしまいます。犬は褒められて伸びる生き物です。
褒めるということ中心にしつけを行い愛犬との関係を深めていきましょう。

2.気長に考える

なかなかおすわりできないからといって焦らないようにしましょう。
愛犬は飼い主の気持ちを感じることができます。
焦っていたり、イライラしていたりすると愛犬は不安な気持ちになり
しつけに集中することができなくなります。
おすわりを5分でできるようになる犬は少ないです。
また、得意・不得意があります。今日できなければ、日を改めて明日と
気長に楽しくしつけをしていきましょう。

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