最近街中でよく見るミックス犬。今回はもこもこの被毛と短足ボディが可愛いダップーをご紹介します。「プックス」・「ドキシープー」とも呼ばれ、ずんぐりむっくりな愛らしい姿に癒されます。本記事ではダップーの性格、大きさ、寿命、毛のお手入れ方法など詳しく解説していきます。
ダップーとは
ダップーとは、トイプードルとミニチュアダックスフンドのミックス犬で、その二つの名前から取っています。小型犬に分類され比較的飼いやすい犬種と言えるでしょう。特徴を見ていきます。
ダップーの性格
トイプードルとミニチュアダックスフンドそれぞれの性格から解説していきます。
トイプードルの性格
・社交的
・賢い
・陽気
・好奇心旺盛
・シャイでナイーブ
ミニチュアダックスフンドの性格
・頑固
・賢明
・甘えん坊
・遊び好き
皆さんが飼うダップーの性格はトイプードルとミニチュアダックスフンドのどちらの性格に寄るかで決まっていきますが、ダップーはフレンドリーで活発的、愛嬌のある子に育つことが多いです。誰とでも仲良くできるので多頭飼いや小さい子どものいる家庭でも迎え入れやすい犬種です。
ダップーの成犬時の大きさ
ダップーの成犬時大きさについてはどうでしょうか。9割が親犬の大きさになるといわれていますので、親犬の大きさを参考にするのが一番良いですが、下記が平均だと言われています。
体重:3~5.5㎏
サイズ:21~24㎝
両親の特徴のどちらを強く受け継ぐかによって全く違うイメージになります。
ダックスの体型を受け継いでいるので胴体が長く短足気味になることが多いです。顔つきはトイプードルのようにマズル(鼻先)の短い子もいれば、ダックスのように長い子もいます。
ダップーの寿命
ダップーの平均寿命は12~15年と言われています。
日本ペットフード協会によると犬の全体の平均寿命は14.44歳なので
ダップーの寿命は平均的と言えるでしょう。
ダックスフンドの特徴である長い胴体が特徴として出ている子は老いてくると手足に不調をきたすことがあります。時には心を鬼にして体重コントロールをしてあげることが大切です。また、脊髄の疾患を抱えやすく、椎間板ヘルニアや靭帯、関節を痛めやすい傾向にあります。両親ともにかかりやすい病気とすれば、てんかん発作や眼疾患、股関節形成不全などです。平均寿命に関わらず、栄養のある食事、適度な運動をさせてあげることが長生きに繋がります。
ダップーの毛質・毛色
ダップーの毛質
毛並みは両親のどちらの特徴を強く受け継ぐかによって変わってきます。
ダックスの被毛を強く受け継いでいる場合は直毛で毛が伸び続けることはありません。しかしダップーのほとんどはプードルの被毛を受け継ぐことが多く、
巻毛で抜け毛が少なくて毛が伸びるので定期的なトリミングが必要になります。
ダップーの毛色
ダップーの毛色については下記の種類に分かれることが多いです。
・ゴールド
・レッド
・ブラック
・クリーム
・ブラックタン
・アプリコット
・フォーン
・チョコレート
まとめ
今回はダップルについてご紹介しました。
愛嬌たっぷりの胴長スタイルに加え、トイプードル特有の毛並みで
色々なカットが楽しめることからおしゃれさんに人気の犬種です。
これから犬を飼う事を検討している方や愛犬家の方々の
参考になれば幸いです。