活発に動き回る陽気なテリアの代表格として知られ、日本でも人気の高い犬種です。ドッグフードのパッケージにもなっているので名前は知らずとも見たことがある人は多いかと思います。今回はウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)についてご紹介していきます。
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)とは
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)とは、イギリスを原産地とする猟犬で、名前の表すようにスコットランドの「ウェストハイランド地方」で猟犬として誕生したテリア犬の一種です。真っ白な被毛がとても綺麗な犬種です。それでは、特徴を見ていきましょう。
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)の性格
・陽気で遊び好き、好奇心旺盛
・勇敢で負けず嫌い
・甘えん坊
・警戒心が強い
家族といる時は遊び好きで甘えん坊ですが、勇敢かつ警戒心が強いため、見知らぬ人・動物が来ると攻撃的になることも多く、番犬の役目を果たします。
飼い主がリーダーとしてしっかり存在を示さないと、他の犬に対して挑発的になることもあるので、吠え癖を付けないように注意が必要です。
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)の成犬時の大きさ
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)の成犬時の大きさについてはどうでしょうか。9割が親犬の大きさになるといわれていますので、親犬の大きさを参考にするのが一番良いですが、下記が平均だと言われています。
体重:7~10㎏
サイズ:26~30㎝
なお、ウェスティーは近年、ほとんど実猟に使われないこともあり、断尾は禁じられています。
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)の寿命
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)の平均寿命は12~16年と言われています。
小型犬としては比較的長めの寿命で、アレルギー性皮膚炎、レッグペルテス病、白内障などに注意が必要です。
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)の毛質・毛色
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)の毛質
被毛は粗いダブルコートで、長さは約5cmほど伸びます。
毛質はとてもゴワゴワしていて剛毛です。
頭と顔が集中して毛量が多く、首から肩にかけての毛は短めになっています。
一般的にダブルコートの犬種は抜け毛が多いのが特徴ですが、ウェスティは比較的少なく匂いもあまり強くありません。
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)の毛色
毛色は光沢のあるホワイトのみです。
一部、黄色がかっている場合もありますが、ホワイトのみとなります。
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)が登場する作品
広告ブランド
シーザー®
ウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)といえば!というくらいお馴染みのドックフードです。シーザーはドライタイプやウエットタイプ、様々な形状や風味のドッグフードを取り揃えており、特にウェットフードの種類が豊富です。トリミングでシーザーのモデル犬のようなカットをして欲しい!とオーダーする飼い主さんも多いのだとか。毎シーズン変わるCMにも注目です。
Black & White
イギリス、ジェームズ・ブキャナン社のスコッチウィスキーです。
ボトルには、スコットランドの代表的犬種であるスコティッシュ・テリア(黒)とウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア(白)のデザインが描かれています。現在では、ウィスキーだけではなくゴルフ用品としてもライセンスがあり、人気の高いブランドになっています。
映画作品
ユアン少年と小さな英雄
アメリカで2005年に公開されたスコットランドの有名な忠犬、ボビーをモチーフにしたファミリー映画です。映画では、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアを起用していますが、史実のボビーはウェスティではなくスカイ・テリアだったため、スカイ・テリアの愛好団体からの抗議を受けたのだとか。
涙なしでは鑑賞できないので、犬好きの方は覚悟してご覧ください!
まとめ
今回はウエストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)についてご紹介しました。見た目も愛らしく、飼い主さんには、べったりという子も多いです。
また、小型犬ですが番犬にもなる勇敢で、賢い犬種です。
これから犬を飼う事を検討している方や愛犬家の方々の
参考になれば幸いです。