快適に過ごせる環境を整えることはこれから一緒に過ごす家族のことを思う大切な時間。でも、初めて犬を迎える場合は何を準備すればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は『犬を飼う時に必要なもの』についてご紹介します。
事前準備必須!お迎え前に用意しておきたいもの
ケージ・サークル
愛犬が安心して過ごせる空間として、またしつけやお留守番をする時にも必要になってきます。大きさは小型犬でも90cm×60cm程度のものが必要になります。お留守番が多くなりそうなご家庭は少し大きめの動き回れるサイズのものを選ぶとよいでしょう。
ベット
市販の犬用ベットまたは毛布・バスタオルを準備しましょう。お昼寝やリラックスしたいときなどに安心できる場所があることでストレスなく落ち着いて過ごすことができます。
キャリー
動物病院やお出かけの時に活躍するキャリー。最近ではリュックタイプやトートバックタイプのものも販売されています。使いたい目的や好みに合わせて購入しましょう。
トイレトレー・ペットシート
室内で飼う時に必須なのがこちら。迎え入れた日からトイレの場所を決めておきそこで用を足せるようにしつけましょう。できればシートで遊んだり、噛んだりできないようにメッシュ状の網がついたタイプがオススメです。
フード
急な食事の変化は下痢の原因にもなります。お迎えした最初の1ヶ月は今まで食べていたものを継続して与えるようにし、環境に慣れてきたら自分の好みの銘柄に変えるようにしましょう。犬種や成長過程に合わせて栄養バランスを設計されたフードやアレルギー・肥満など健康を配慮したフードもあります。自分のわんちゃんに合ったものを選んであげましょう。
食器
オススメは陶器・金属のある程度重みのある食器です。プラスチック製のものだとすぐにひっくり返されてしまったり、噛んだ時に跡が付きその隙間に雑菌が繁殖して不衛生になりやすいのであまりお勧めできません。
給水器
お留守番中も新鮮な水がいつでも飲めるように準備しましょう。お皿で水をあげるとひっくり返して濡れてしまったり埃が入ってしまったりするのでペットボトル式の給水器がお勧めです。なお、ミネラルウォーターはマグネシウムやカルシウムを多く含んでおり尿道結石の原因になりやすいので水道水を与えましょう。
犬用おもちゃ
特にお留守番をさせる子に必要だと言えます。何種類かあると便利です。犬用の噛んで引っ張ってもよい、ぬいぐるみなどを用意してあげるとよいでしょう。口に完全に入ってしまう大きさのもの、耐久性が低いおもちゃは誤飲の原因にもなるのでやめましょう。
お迎え後、順次揃えていけばよいもの
ブラシ
日常的なケアとして軽く梳かすならコーム、抜けた毛をとるならスリッカーブラシ・ピンブラシなどいろいろな種類があります。毛づくろいの他にブラッシングには皮膚のマッサージやスキンシップ、早期病気発見にもつながるので小さい頃から慣らしていきましょう。
犬用爪切り
ハサミタイプやニッパータイプ、ギロチンタイプなど複数あります。飼い主にとって持ちやすく、切りやすいものを選びましょう。初心者には電動の爪切りもおすすめです。犬の爪切りは難易度が高く、危険も伴う作業です。あまりにも愛犬が暴れてしまったり不安を感じるようであればお近くの動物病院やペットサロンで切ってもらうことも可能です。
犬用シャンプー
シャワーできるようになるのは、ワクチンが終了し散歩できるようになってからです。人間用のシャンプーを使うと刺激が強いので必ず犬用のものを使うようにしましょう。お散歩できるようになるまでは濡れたタオルで全身を拭いてあげるようにしてください。
散歩用の首輪やリード
散歩できるようになるのはワクチン接種が終了してからになります。首輪は子犬の頃からつけたほうが早く慣れてくれます。成長とともにサイズがあったものを選ぶようにしましょう。