ふんわりカールの巻き毛に愛らしい瞳。まるでぬいぐるみのような見た目から
人気を博しています。最近ではティーカッププードルやタイニープードルといった小型種も注目されています。今回はプードルの種類や特徴などを紹介していきます。
プードルの歴史
プードルと人間の歴史は古く東西ヨーロッパやロシアに分布していた犬が元になったと言われています。その頃はラブラドールやゴールデンレトリバーのように大きく大型犬の部類として荷車を引き水猟犬としてカモ狩りに従事していました。17世紀に入るとフランスに渡り、改良され小さな体であるトイプードルが上級階級な間で愛玩犬として人気になります。
近頃ではスタンダードプードルは足腰の強さと知的判断能力を生かし、災害救助犬として注目されトイプードルはさらに小型化がすすみタイニープードルやティーカッププードルなども登場しています。
プードルの種類
スタンダードプードル
・体重16kg〜25kg
・体高50cm〜60cm
プードルのなかでも一番古い歴史を持つ種類です。
プードルの中で一番大人しく穏やかで頭が良いとされています。
訓練がしやすく、警察犬や盲導犬・セラピードックなど様々な場面で活躍しています。
ミディアムプードル
・体重8kg〜15kg
・体高35cm〜45cm
2003年にJKCの認定を受けた比較的歴史の浅い犬種です。
スタンダードプードルよりひとまわり小さく温厚で賢い犬種です。
ミニチュアプードル
体重5kg〜8kg
体高28cm〜35cm
日本でよく見かけるトイプードルより少し大きめのサイズです。
海外では人気のある標準のサイズでやや神経質な傾向にあり、感受性が高いので
少し怖がりな一面もあります。
トイプードル
体重3kg〜4kg
体高26cm〜28cm
日本で一番人気のある犬種です。
明るく温厚ではありますが、警戒心も強く初めて会う人を
怖がってしまうこともあります。
また、飼い主には甘えん坊な子が多いのも特徴です。
タイニープードル
体重2kg〜3.5kg
体高23cm
全体的にトイプードルより小さく
マズルが短いのが特徴です。
明るく賢い性格ですが、神経質でわがままな子が多いです。
一緒に暮らす環境には配慮が必要です。
ティーカッププードル
体重1.5kg〜2kg
体高20cm
プードルの中で一番小さい種類です。
名前の通り、ティーカップに入るくらい小さく
ぬいぐるみらしい見た目から女性に人気があります。
プードルの中で一番神経質で臆病で骨の弱い子も多いことから飼育方法、
しつけには十分注意が必要です。