犬にキシリトールはNG?理由や食べてしまった時の対処法は?

一部のガムやのど飴などに含まれ虫歯を予防する効果を持つキシリトール。
犬がキシリトールを口にするとかなり危険であることをご存知でしょうか。
今回は犬のキシリトールの危険性についてご紹介します。

なぜ危険なの?

犬がキシリトールを摂取するとすい臓から大量のインスリンが体内に放出されます。インスリンは糖分を細胞の中に取り込みエネルギーに変える働きがあると
されていますが、大量にインスリンが放出されることによって急激に血糖値が下がり、肝細胞が壊死する肝不全を引き起こします。
キシリトールはガムや飴に使用されていると一般的に認知されていますが、
イチゴやブドウなどの果物にも含まれていることを知っている人は
少ないのではないでしょうか。
実は、キシリトールは犬にとって有害だと言うことは1960年代から指摘
されていて2007年には米国獣医学会と米食品医薬品局が警告を出しています。

どれくらい食べたら危険?

キシリトールは体重1kgあたり0.1gほどで低血糖症を引き起こし
0.5gほどで肝臓に対し中毒を引き起こします。

[3kgの小型犬の場合]
ガム約1/2粒で低血糖症を引き起こし
1粒食べると肝臓に対して中毒を引き起こします。
[20kgの中型犬の場合]
ガム約3粒で低血糖症を引き起こし
7粒食べると肝臓に対して中毒を引き起こします。

犬種や体の大きさ・体質によって致死量は違うため
一概に言うことはできませんが、少量でも症状が出てしまう子も
いますので非常に注意が必要です。

どんな中毒症状を起こすの?

摂取量によって症状が異なり、
初期症状としては嘔吐や下痢などが考えられ、1時間以内に発作や昏睡状態に陥ると考えられています。また、摂取量によっては肝不全になってしまう場合もあります。

犬がキシリトールを摂取してしまった時の対処法

犬がキシリトールが含まれているものを食べてしまったらすぐに
獣医師に相談しましょう。中毒症状は1時間以内に重篤化してしまう恐れがあるので早急な対応が必要とされます。
口の中にまだ咥えているようであれば、取り出しキシリトールによるインスリンの過剰摂取により低血糖を起こさないように糖分を少しずつ何度か与えてください。また、植物繊維にはキシリトールの排出を促す効果もあります。
できれば糖分があり食物繊維も含むドックフードやサツマイモリンゴなどを
与えるのが良いでしょう。
※誤飲後、すぐにこれらのものを少量ずつあげるとともに
かかりつけの獣医師に連絡を取り、指示を仰ぐようにしましょう。

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