愛犬がたまに「フン!」と鼻を鳴らすことはありませんか?
この「フン!」という行動にも犬の気持ち・体調が現れています。
今回は犬が鼻を鳴らす心理と意味を解説していきます。
「フン!」と鼻を鳴らす理由
匂いを嗅いでいるわけでもなく、鼻を鳴らしどこか不満げ…。
実際にはどんな心理が隠されているのでしょうか。
寂しい・不安な気持ち
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飼い主が出かけようとしていたり、知らない場所に連れて行ったりすると
犬は寂しかったり、不安な状態になり「きゅーんきゅーん」と
寂しそうな声で鳴くことがあります。
しかし、なんとなく寂しい・不安な気がする…。と鳴くほどでもないけれど
なんとなく落ち着かない時に鼻を鳴らします。
その時は、尻尾を下げ、耳も寝かせていて寂しそうな顔をしていることが
多いので声をかけてあげたり、撫でてあげたりして心配しなくても
良いことを伝えてあげましょう。
匂いをリセットしている
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少し匂いの強いものを嗅いだ時や新しい匂いを嗅ぎたい時など
鼻に吸い込んだ匂いを空気とともに「フン!」と吐き出し
新鮮な空気を入れようとしているのかもしれません。
同じようにゴミや鼻水が鼻に詰まっているときも
鼻を鳴らして飛ばしていることがあります。
威嚇している
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吠えた後に「フン!」と鼻を鳴らしたり、威嚇として鼻を鳴らすこと
があります。お散歩中に出会った初めましてのワンちゃんや
初めて会う人に鼻を鳴らしている場合、愛犬は脅威を感じている場合が
あるので無理に距離を縮めず様子を見てあげましょう。
いつもと違う鼻の鳴らし方に注意!
「短頭種」と呼ばれるブルドックやパグ、ボストンテリアなどの
鼻の短い犬は呼吸器や気道が狭いため、鼻がなりやすいといった
特徴があります。短頭種は呼吸器系の病気にかかりやすいので
注意しましょう。
短頭種気道症候群
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いつもとは違うグーグーという鼻の鳴らし方をしていたら注意が必要です。
症状としては、他にも息が荒くなったりハァハァと舌を出したりする特徴
があります。肥満が重なるとより症状がひどくなることもあり、
うまく呼吸ができずに高体温になってしまう可能性があります。
普段と違うなと感じたらかかりつけの動物病院に相談しましょう。
鼻腔狭窄症
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生まれた段階で鼻の穴が狭い先天性の病気です。
寝ているときに一定のリズムで大きなイビキをかいている場合、
鼻腔狭窄症の可能性があります。
感染症やアレルギーなどで鼻が詰まることによって
症状が悪化し激しくブヒブヒと鼻が詰まったような音を立てることも
あります。呼吸困難を引き起こす場合もあります。
若いうちに手術することによって解決する症状でもありますので
信頼できる先生や家族と相談した上で手術するかどうか
判断してください。また、手術しない場合は過度な運動や熱中症を
避け徹底的な管理を心がけましょう。