犬のしつけの中で最も定番と言ってもよいお座り。なぜお座りをしつけたほうが良いのか、お座りはどうやってしつけられるのか、初心者向けにも分かりやすく解説します。
お座りはなぜしつけたほうがいいの?
お座りは下記の場面で役立つため、しつけたほうが良いです。
散歩に連れていく前のリード装着時
散歩が楽しみな犬は非常に多く、散歩前はとても興奮します。その際、飛び跳ねられるとリードの装着に時間がかかってしまいますが、お座りをすることで装着しやすい状態にすることができます。
他人に飛びつく可能性がある時
人見知りをしないわんちゃんであれば、お構いなしに他人の人でも飛び掛かってしまうことがよくあります。わんちゃん好きな人であれば問題ないかもしれませんが、世の中にはわんちゃんが
苦手な人も多くいるので、トラブルになる可能性もあります。そんなトラブルを防ぐために、お座りを指示することでわんちゃんを落ち着かせることができます。
お座りをしつける手順
お座りを上手にしつける手順を説明します。
- ご褒美用のおやつを準備する
- おやつをグーで握りわんちゃんの鼻に近づけてクンクン嗅がせます
- わんちゃんが見上げる程度まで手を上げます
- 見上げながらわんちゃんが自然にお座りをする体勢になります
- わんちゃんがお座りをするタイミングで「お座り」と指示を入れます
- お座りができた時、褒めておやつを与えます
④の時、上手にお座りできないときは、やさしくわんちゃんのお尻を下に押してお座りの方法を教えてあげましょう。
上記の①~⑥の流れがうまくいけば、おやつを食べすぎない範囲ですぐに何度も繰り返してあげましょう。そうすることで早くお座りのしつけを完璧に覚えることができます。
お座りはいつから覚えさせたらいいの?
おうちに迎え入れてから1週間程度はおうちの環境に慣れさせる必要があるので、わんちゃんがおうちで寝るなど、おうちに慣れさせてから覚えさせるとよいでしょう。
お座りははわんちゃんにとって重要なしつけとなりますので、早めに、幼犬の段階でしつけることをお勧めします。
まとめ
今回はおすわりのしつけについて解説しました。お座りは難易度の高いしつけではないですが、早めにしつけることで、スムーズに伏せなどのしつけを覚えさせることに繋がります。
是非実践してみてください。