愛犬におやつを与えるととっても喜んでくれるのでついつい
与えすぎてしまうことはありませんか。実はおやつを与えるときは
タイミングとどのように与えるかが大切になってきます。
愛犬がわがままになったり肥満になったりしないように
一緒におやつの与え方を考えていきましょう。
あげても良い基準の量を超える
1日にあげても良いおやつの量は食事全体の1〜2割となっています。
この基準を超えてしまうと、主食であるドックフードを食べなくなって
しまったり肥満の原因にもなりますので超えないように注意しましょう。
理由もなくあげる
おやつを与えるタイミングは飼い主の気分や気まぐれで与えてはいけません。
愛犬にとっておやつは何かした時のご褒美にもらえる特別なものであると
認識させましょう。なんでもない時にいつでも貰えるものだと認識すると
達成感なく食べることができるので、何もしてないのにおやつをくれと要求するわがままな愛犬になってしまいます。また、要求されておやつを与えないと
「この前はくれたのになぜくれないんだろう…。」と飼い主に対して信頼度が低下したりストレスが溜まったりと悪循環になってしまうのでやめましょう。
あくまでしつけのご褒美としてメリハリをつけて与えましょう。
一度にたくさんあげる
愛犬にとって1度にたくさん与えるよりも複数回に分けて与えたほうが
満足感が高いことがわかっています。
おやつは1度にひとかけらを少しずつご褒美として、コミュニケーション
としての範囲で与えましょう。
ごはんとしてあげる
食欲不振だからといってメインのごはんの代わりに
おやつを与えていませんか。
しかし、愛犬にとって「ごはんを食べなければおやつをもらえる!」
と理解してしまい逆効果になってしまいます。
犬にとって1〜2日は食事をしなくても水分をとっていれば問題ありません。
ただのわがままな場合でしたら食事の時間にメインのごはんを与え
食べなければ下げるという状況を徹底し食事のタイミングで食べなければ
ごはんをもらえないことを理解させましょう。
また、なんらかの病気であることも考えられるので
水分を取らない、嘔吐・下痢をしている、ぐったりしている状態であれば
できるだけ早く動物病院に相談しましょう。
ちょうだいと要求され与える
可愛い愛犬からちょうだい!とおねだりされたら思わず
与えたくなりますよね。しかし、要求に答えて与え続けると
ねだれば貰えると理解してしまいどんどんわがままになっていきます。
また、飼い主の食事中にねだられ飼い主の食事を与えてしまうと
塩分過多や肥満の原因、犬にとって有害な食べ物だったなど
愛犬の健康を害して寿命を短くしてしまう原因になります。